2019年10月から消費税が10%へ ~そもそも消費税とは?~

2019.08.14

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「政府は、消費税率を今年の10月1日に
現行の8%から10%へ予定通り引き上げる方針を固めた。」
とのニュースがあります。

【そもそも消費税とは?】
消費税は、
「商品や製品の販売、サービスの提供などの取引などにおいて、
広く公平に課される税金のことで、消費者が負担した後、
事業者がそれを納付する」というものです。
また、消費税はすべて国に払われるのではなく、地方にも払われます。
現行の8%ですと下記のような内訳になります。
〈国→6.3%、地方→1.7%〉

なぜ、国民としては上げて欲しくないと思われる税金(消費税)を
政府は増税をしようと動いているのでしょうか?

消費税は世界の160もの国で導入されており
その多くの国で、税収の3分の1を占めている貴重な財源となっています。
つまり、一定の予算が見込めるため、
政府にとっては予算の見通し(財源の確保)を
立てやすいというメリットがあります。

また、もう1つのメリットとして、景気が加熱している時には、
消費税上げることによって、消費意欲を低下させ、
景気を抑制させることができます。

反対に、景気が悪い時には、減税することで、
消費意欲を掻き立て、景気を拡大させることができます。

つまり、消費税のメリットは、予算の確保と景気を
間接的に操作できるという2つのメリットがあるということです。

増税時のデメリットは、大きく分けて2つあります。
1つ目は、消費税は逆進性が高いということ。
もう1つは、景気の悪化の可能性があるということです。

消費税の逆進性というのは、
貧しい人ほど消費税の負担が大きくなるということです。

例えば、年収1000万円の方と100万円の方とで
生活費の消費税の負担が10万円だったとした場合で比較してみると
年収1000万の方は1%の負担に対し、
年収100万の方は10%の負担となります。

ただでさえ、非正規雇用の割合が年々増えている中、
消費税の増税は重たい負担と言えます。

もう1つのデメリットは景気が悪化する可能性があるということです。
好況の時は景気の抑制効果がありますが、
不況の時に増税を行うと景気が悪化します。

例えば、消費税が増税される

買い物を控える

商品が売れない

小売店に従事している人の給料が上がらない

つまり、長い不況が明け「戦後最長の景気拡大」と言われている
このタイミングで政府が消費税を上げようとしているため
一部反対されている方もいるというわけです。

【まとめ】
過去2度も延期されてきた消費税の増税ですが、
世界の先頭を行く高齢化の進展で、
医療や介護などの社会保障コストが
膨らみ続けていることや、
教育無償化に向けて財源の確保が必要な日本にとって、
2019年10月の消費税10%への引き上げは
確実に実施されると言えるでしょう。

“この2%の差は我々、消費者の生活にとって大きな負担となります。”

しかし、増税は悪いことばかりでなく、
必ずその恩恵を受けることができます。
例えば、日本の社会保障を充実化させるために、
消費税は欠かせないものです。
病院に行った際の保障や介護の支援などの面でも
私たちは税金によって支えられています。

ヨーロッパ諸では消費税が20%を超える国がたくさんあります。
しかし、税負担が重い分、医療・介護など社会福祉や大学までの教育費が
無料となっているという違いがあります。

政府は消費税をどのように使っているのか、詳しいことが分からないまま増税に
「反対」「賛成」と言っていても、それはしっかりと国のこと、自分のことを考えていないことになります。
きちんと自分の国を把握するためにも、政治・経済に関心を持ち
こういった社会の変化に対して冷静に対応していく必要もあるでしょう。

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