皆様は、フラット35という制度をご存知でしょうか?
耳にしたことはあるが、具体的な中身についてわからないという方が、
ほとんどではないでしょうか。
フラット35とは、端的に言うと民間金融機関と住宅金融支援機構が、
提携して行う長期固定型の住宅ローンのことです。
”長期固定型の住宅ローン??”
これだけを聞いても、「普通のローンと何が違うのか?、
どんな特徴があるのか?」わからないですよね。
そこで今回『メリット』、『デメリット』の
観点から、フラット35と普通の住宅ローンとの
違いを交え説明させていただきます。
メリット①【固定金利】
固定金利のため、支払いの金額が
上がったり、下がったりしないという利点があります。
たとえ世の中の金利が急上昇したとしても、
自分の支払い額は常に一定なので、ある程度の安心感が得られます。
メリットその②【自営業・転職者の方でもローンが組める】
一般の金融機関での住宅ローン審査が
比較的通りにくい自営業の方、転職したばかりの方でも
フラット35でローンを組む際、申込人の勤続年数、職柄は
問われないため、住宅ローン審査が通りやすくなっています。
メリットその③【団体信用生命保険が任意】
通常の住宅ローンは、自分に何かあった時に、
その保険料で支払いができるよう生命保険への加入が
必須ですが、健康状態が思わしくなく生命保険に入れず、
ローンを組めないとあきらめている方でも
フラット35ならば生命保険への加入が任意なので融資自体は組むことが可能です。
※ただし、支払いの義務は残るためそこに関しては、注意しなければなりません。
デメリットその①【世間の金利が下がっても‥】
たとえ、世の中の金利がいくら下がったとしても
自分の金利は下がらないという固定金利特有の悩みがあります。
デメリットその②【変動金利】
返済途中に定期的に金利が見直されるタイプのローンであるため、
変動金利は、固定金利よりも金利が低めに設定されているという特徴があります。
デメリットその③【適合証明書】
ローンを組む際、住宅金融支援機構が発行する適合証明書を
取得しなければなりません。つまり、適合証明書が発行できない物件は
そもそもフラット35が使えないという欠点があります。
自営業の方、転職後間もない方、生命保険に入れないという理由で
住宅購入をあきらめていた方
フラット35の申込をご検討してみてはいかがでしょうか?